プロミスの意味とは?カードローンを扱う消費者金融会社の名称?

数多く存在する消費者金融の中でも、プロミスを利用している、あるいはプロミスに興味があるという人は多いのではないでしょうか。

溝端淳平さんや岡本玲さんなど人気芸能人を起用したコミカルなテレビCMでもおなじみのプロミスですが、「そう言えばプロミスってどんな意味だろう」と一度や二度は考えたこともあるでしょう。

今回はプロミスという名称の意味、プロミスの会社概要について詳しく解説いたします。

「プロミス」

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プロミスとは?

握手をしようとしている2人の男性の手元

プロミスは英語で「promise」と表記され、直訳すると「約束、契約、保証」などの意味を表します。

お金を貸し借りする上で「契約」は必ず必要になりますし、借りた側もお金をきちんと返すと「約束する」という意味ではとてもピッタリな社名なのではないでしょうか。

プロミスを社名とした由来について、創業当時に当たり前とされていた保証人や印鑑証明、近隣への聞き取り調査を廃止し、お客さまとプロミスがお互いに約束「promise」を守ることで、対等で明るい取引をしようといった理念からこの名前が付けられたそうです。

お客さまの利便性向上のために、保証人や印鑑証明の廃止などこれまでの慣例を大きく変えることは、なかなか勇気が必要だったことと思います。

貸す側、借りる側互いに信頼関係を築くためにも約束「promise」は必ず守るべきものですね。

プロミスはサービスブランド名

プロミスは現在会社名ではなくなったため、サービスブランド名として名前が残っています。

プロミスは2012年にSMBCフィナンシャルグループの子会社となり、社名を「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社」と変えました。

しかし先述したこのポリシーを遵守するためにも、引き続き「プロミス」のサービスブランド名を使用しています。

また、私たちにとっても「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社」よりも「プロミス」という名前の方が、なじみが深くて分かりやすのではないでしょうか。

SMBCコンシューマーファイナンスの会社概要を紹介

5枚繋がった人型の切り絵とスーツ姿の男性

プロミスは会社名を変更しましたが、変更後のSMBCコンシューマーファイナンスの会社概要がどのようになっているか気になります。

プロミスは2012年7月1日に「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社」に商号変更しました。

しかし、商号が変わっても「信頼されるパートナー」として「約束」するために「プロミス」の名をサービスブランドとして継続しています。

「SMBCグループ」の完全子会社となり、これまで以上に「信頼性」や「安全性」を醸成し新しい消費者金融ビジネスの構築を目指しています。

「SMBCが入っているということは、三井住友銀行が直接経営しているの?」

たしかに、名称を聞くとそう勘違いしてしまいやすいですよね。

「SMBC」の表記が入った社名が多いため、少しややこしいと感じる人も多いと思いますので、次は会社概要沿革について詳しく解説いたします。

会社概要

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の前身である関西金融は、1962年3月20日に設立されました。

従業員数は2019年3月末時点で2,200人以上の規模を誇り、店舗も全国で950店余り存在します。

提携のATMも108,000台数以上もあるため利便性も高く身近にある存在なのではないでしょうか。

事業内容としては「金融事業」「保証事業」「海外事業」「債権管理事業」の4つに分類されます。

金融事業

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が展開する「PROMISE」全般のチャネル展開や、利便性を高めるサービスを行っている部門です。

WEBや電話での借り入れ、返済の対応だけでなく家計診断サービスなど、顧客との信頼関係を結ぶための「PROMISE」の顔であると言っても過言ではないでしょう。

最近では「アプリローン®」や「自動契約機での顔認証システム」の導入を行い、ますます便利で安心できる取引の実現を行っています。

保証事業

貸金業として長年培ってきたノウハウを活用し提携金融機関の保証会社として事業を行っています。

保証会社とは金融機関で申し込まれた無担保ローンの審査を行い、その保証会社が出した審査結果によって金融機関が顧客に融資を行います。

そのため顧客の返済が困難となった場合は、代わりに保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンス株式会社が金融機関に対し弁済を行うということです。

適正な与信管理だけでなく、各金融機関や顧客のニーズに応じた運営を行っているのです。

海外事業

国内で培ってきた与信、債権管理、マーケティング、業務管理のノウハウをアジア中心に展開させるための部門です。

台湾や香港、タイ、中国本土に現地法人を設立しプロミス事業のさらなる拡大のために重要な業務を担っています。

法人設立だけでなく、研修やセミナー留学制度を導入し各国の顧客のニーズに応えられる人材育成も行っています。

債権管理事業

債権管理事業では顧客への各種案内返済相談を行っています。

具体的には回収、和解、利息返還請求対応、法的対応など専門知識が問われる部門と言えるでしょう。

また返済相談と一口に言っても、ただ「返してください」というのではなく、顧客としっかり会話することでお金や返済について抱えている悩みをしっかりと引き出し、顧客の状況やニーズを把握した上で解決に向けた提案を行っています。

法的知識だけでなく、人間力や対話力も必要な縁の下の力持ちと言えるのではないでしょうか。

沿革

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社は、1962年3月に大阪市で「関西金融株式会社」として設立されました。

大手消費者金融の中でも歴史が古く、これまで様々な沿革がありました。

以下に、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の主な沿革を簡単にまとめています。

年月内容
1962年3月大阪市に関西金融設立
1963年2月関西プロミスに商号変更
1969年1月東京プロミス発足
1974年1月関西プロミスと東京プロミスが合併しプロミストラストに社名変更
1980年1月プロミスに商号変更
1983年8月業界初の自動与信システム稼働
1984年1月貸金業者の登録完了
1994年12月東京証券取引所の市場第二部に上場
1996年9月東京証券取引所の市場第一部に上場
2000年5月三和銀行、アプラス、プロミスとの合弁会社モビットを設立
2004年6月三井住友フィナンシャルグループと業務提携、資本提携の合意
2010年10月三洋信販を吸収合併
2011年4月アットローンを吸収合併
2012年3月上場廃止
2012年4月三井住友フィナンシャルグループによるプロミスの完全子会社化
2012年7月プロミスをSMBCコンシューマーファイナンス株式会社に商号変更
2014年3月モビットを完全子会社化
2017年12月モビットをSMBCモビットに商号変更

※2019年11月2日現在

プロミスというブランドは、長い歴史の中で何度も運営会社の商号変更や吸収合併を行い、また海外進出図ることで事業規模を拡大していったのです。

「結局のところ、今のプロミスを運営している会社はどのようなところなの?」

そうですよね。

年表などでは具体的に今のプロミスの立ち位置が分かりづらいですよね。

現在は「SMBCコンシューマーファイナンス」と呼ばれる会社が、サービスブランドのプロミスのカードローンを運営しています。

消費者金融業者としての長い実績がある

プロミスは消費者金融業者として歴史が古く、長い実績があります。

これまで培ってきたノウハウのおかげで国内に限らず海外にまで事業展開し、お客さま本位のサービスを構築してきました。

「消費者金融ってイメージが良くないからあんまり利用したくないな」

たしかに、2000年前半よりも前の消費者金融は、全体的に消費者に厳しいサービスを行っていたため、このようなイメージを持ってしまいやすいですよね。

しかし、SMBCグループの一員となることで「お金を貸す」という枠組みを超え、さらに広く、深く顧客のニーズに応えられるようになったので、以前よりもさらに安心してプロミスを利用できます。

プロミスの商品と特徴を紹介

虫眼鏡の側に置かれた5つのブロック

プロミスでは顧客のニーズに対応できるよう様々な商品を展開しています。

「プロミスってカードローンしか取り扱っていないと思ってた」

そうですよね。

私も消費者金融について詳しくなるまでは、そう勘違いしていました。

プロミスは現在、性別や職業、目的に合わせた商品が選択できるようになっており、自分に有利な商品が選べます。

ではプロミスの商品をご紹介します。

フリーキャッシング

フリーキャッシングとは担保も保証人も不要で、無人契約機に行けば運転免許証などの本人確認書類の提出と顔認証をすることで、その場で審査、借り入れができます。

融資額は500万までで「18歳以上74歳以下の本人に安定した収入がある人」ならパートやアルバイトでも申し込み可能です。

ただし、定時制高校生を含む高校生や高等専門学校生、年金のみで生計を立てている人は申込みできません

申し込み方法も来店や電話だけでなく、WEBで完結させることもできます。

郵便のやり取りを省略できる方法もあるので、「家族にバレないようにお金を借りたい」といった人にもピッタリでしょう。

「フリーキャッシングって、カードローンとは違うの?」

そうなんです。

実はプロミスには個人向けのカードローンと呼ばれる商品はないのです。

なぜなら、フリーキャッシングはカードを発行することなく、これまでのカードローンのようなサービスが受けられるからです。

プロミスは借り入れや返済をネットで済ませる仕組みがありますし、現在はスマホのアプリさえあれば、ATMをカードなしで利用できます。

もちろん、フリーキャッシングでカードを発行してもらうことも可能ですが、カードなしでも利用できるため、フリーキャッシングと名前が付いているのです。

「プロミス」フリーキャッシング

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融資限度額実質年率審査時間
1万円~500万円まで4.5%~17.8%最短3分*1
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返済方式遅延利率担保・保証人
残高スライド元利
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実質年率20.0%不要

*1 申込み時間や審査によって希望に添えない場合があります。


レディースキャッシング

レディースキャッシングとは、女性向けのローンサービスで幾つかの配慮を行ってくれます。

消費者金融でお金を初めて借りるのは、とても勇気がいることではないでしょうか。

特に女性にとっては男性よりもさらに抵抗感があると思います。

そんな女性に心強い商品が「レディースキャッシング」です。

商品の内容に関してはフリーキャッシングと同じですが、レディースキャッシングは女性専用ダイヤルを設置しており、取引上何か困ったことや悩みがある場合などに、女性オペレーターが優しく対応してくれます。

女性にとって電話口の相手が確実に女性であると分かっていれば、少し安心できるのではないでしょうか。

貸金業法に基づくおまとめローン

おまとめローンとは現在複数先に借金がある場合に、借り入れをまとめて有利にできるローンです。

おまとめローンを利用することで返済管理をしやすくし、返済額や金利の負担を軽減できることがあります。

プロミスでもこの「おまとめローン」を展開しています。

審査に通過し契約が成立した場合、プロミスが顧客名で金融機関に振り込みをして返済します。

あとは一つにまとめた借り入れをプロミスに返済していくということです。

自動契約機またはプロミスコールからのみの申込みとなっており、インターネットで手続きできませんが、プロミスコールを活用し、この機会に借金返済に向けてしっかりと相談してみてはいかがでしょうか。

自営者カードローン

「自営者カードローン」は最大300万円の利用限度額で、自営業者を応援するカードローン商品です。

申し込みできるのは20歳以上65歳以下の自営業者となっており資金使途は生計費及び事業費となります。

必要書類は本人確認書類に合わせて前年の確定申告書や青色申告決算書、または収支内訳書といった収入証明書のほかに、また有効期間中の営業許可書などの事業実態が分かる書類も必要になります。

「なんで、自営者用に別のローンが存在しているの?」

たしかに、自営業の人でもフリーキャッシングを利用した方が良いように思いますよね。

しかし、これには自営業を行っている人は、フリーキャッシングを借りにくいという裏事情があります。

自営業を行っている人は、会社員と比較すると勤務先の安定性が低いため、同じ年収でも格段に審査の評価が低いです。

また、自営業者は売上から経費を差し引いているため、所得が低めになってしまうケースも多いため、審査には通りにくい人が多いです。

このような事情があるため、プロミスは自営者向けの審査基準を設けた「自営者カードローン」を用意してくれています。

こちらもインターネットでの申し込みはできませんが、スピード審査によって最短即日融資も可能です。

あらかじめ融資枠を確保しておくことで、いざという時のお守りになります。

目的ローン

目的ローンとは教育資金や結婚費用など、あらかじめ使い道が決まっている人向けのローンです。

融資額は1万円から300万円までで上限年利6.3%~16.5%と他の商品よりもお得となっています。

返済方法が毎月6日の口座振替のみとなっていますが、来店不要で口座から自動的に引き落とし、返済してくれるのでとても便利です。

フリーキャッシングやレディースキャッシングの方がインターネットで申し込みから契約までできるので便利ですが、使い道が決まっており借入金額が決まっているのであれば、金利の面からも目的ローンの方が有利になるかも知れません。

三井住友銀行カードローンとの違い

両手を広げて立っているスーツ姿の男性

プロミスのカードローンのほかにSMBCグループでは、三井住友銀行カードローンも発行しています。

両者ともお金を借りるためのカードですが、どのような違いがあるのでしょうか。

どうせお金を借りるなら少しでも自分のニーズに合ったものや金利が有利なものを選びたいですよね。

次にプロミスのカードローンと三井住友銀行カードローンの違いや特徴、それぞれのスペックについて紹介いたします。

どちらにするか悩んでいる人は是非参考にしてください。

ふたつの主なカードローンのスペックを紹介

まずプロミスのカードローンと三井住友銀行カードローンのスペックについて簡単にご紹介します。

プロミス(フリーキャッシングの場合)

金利4.5%~17.8%(実質年利)
借入限度額500万円まで
使用使途生計費
無利息期間初めての利用で30日間無利息
申込方法WEB、来店、自動契約機、電話
借り入れ方法WEB、来店、自動契約機、電話、ATM
返済方法WEB、ATM、口座振替、銀行振込

三井住友銀行カードローン

金利4.0%~14.5%(実質年利)
借入限度額10万円から800万円
使用使途原則自由(事業性資金には使用不可)
無利息期間なし
申込方法WEB、ローン契約機、電話
借り入れ方法三井住友銀行ATM・提携ATM
返済方法ATM、SMBCダイレクトから振り込み、口座振替

※2019年11月2日現在

金利面では三井住友銀行カードローンが有利ですが、申し込みから返済までの利便性は圧倒的にプロミスの方が高いと言えます。

またプロミスではメールアドレスとWEB明細利用登録をすれば、初回利用の場合30日間無利息のため、初めてプロミスを利用する人で、短期間で返済できる目途がある人はプロミスを利用すると良いでしょう。

プロミスはアプリローン®をダウンロードすれば「スマホATM取引」が利用できます。

スマホATMとはローンカードを発行しなくてもセブン銀行ATMまたはローソン銀行ATMでキャッシングできる機能です。

「ローンカードをお財布に入れたくない」「ローンカードを落とすリスクが怖い」といった人には便利な機能ですね。

銀行法と貸金業法の違い

三井住友銀行カードローンとプロミスのカードローンは、遵守する法律がそれぞれ異なります。

いずれもお金を貸すということは同じなのですが、プロミスのような消費者金融と、三井住友銀行では取り扱っている業務に違いがあります。

そのため消費者金融では「貸金業法」、銀行では「銀行法」という法律のもと業務を行っています。

「法律は違うと言っても、具体的な内容はどうせ一緒でしょう?」

たしかに、消費者金融と銀行での業務や商品内容が似ているため、そう感じてしまいやすいですが、実は大きく異なる点があります。

例えば、2010年に貸金業法で「年収の3分の1を超える貸付けを行ってはならない」という総量規制が施行されました。

過度な借り入れから消費者を守るためです。

例えば年収が300万円の人は、貸金業者から借り入れできるのは100万円未満です。

したがって、消費者金融は個人に対して年収の3分の1以上の貸付けをすると、法律違反として処罰されてしまうため、利用者に制限以上のお金を貸すことはありません

この総量規制は貸金業法に対しては適用されますが、銀行法には適用されません。

銀行も当然過度な貸付けは行っていませんが、消費者金融と違って法律で規制されていないという点で大きな違いがあります。

また、銀行法は第1条で「預金者の保護」と言う文言があります。

銀行は預金者からお金を集めて、お金を貸しています。

そのため、もしお金が返ってこないことが多発すると、預金者にお金を返すことができない事態になります。

このことが審査にも影響しています。

総量規制についても銀行法では関係がないのですが、銀行が消費者に貸し過ぎを助長しているのではないかと、日弁連から指摘を受けていたことから、2017年3月17日から銀行業界で自主規制により、総量規制と同様な取り扱いをするようになっています。

審査時間が異なる

三井住友銀行カードローンとプロミスでは、審査に必要な時間も大きく異なります。

プロミスをはじめとする、消費者金融の大きな売りは「スピード審査」「最短即日の融資」です。

プロミスは顧客の属性や取引記録と個人信用情報の照らし合わせをし、利用限度額の算出をスピーディーに行えます。

一方で、三井住友銀行カードローンなどの銀行カードローンの審査は主に保証会社が行っています。

そのためどうしても消費者金融と比較して審査のスピードが劣ってしまうのです。

「えっ?でも前に銀行カードローンの申し込みをしたときには、その日の内に借入ができたけど」

そうです。

以前は銀行カードローンも即日融資に対応している時期がありましたが、銀行カードローン全体が2018年以降、即日融資ができなくなりました。

以前より問題となっていた暴力団をはじめとする、反社会的勢力への融資を廃止するために、新しく警察庁のデータベース照会の作業が必要となったからです。

この警察庁へのデータ照会は銀行カードローンのみで、消費者金融はこのデータベース照会の作業はありません

そのためプロミスと三井住友銀行カードローンでは審査から融資実行まで差があるのです。

なお、2018年以前から銀行では反社会的勢力の確認作業を行っていたのですが、なかなか業界全体で足並みがそろうことができず、確実に照合をするため即日融資が禁止されたのです。

消費者金融はメガバンクと提携していることが多い

ハートのアイコンが描かれた球体を両手で抱えているスーツ姿の男性

プロミスなどの大手消費者金融の多くは、メガバンクと提携して安定した企業となっています。

何となく消費者金融でお金を借りる場合と銀行で借りる場合では、安心感が違う気がしませんか?

まだまだサラ金と呼ぶ人も多く、消費者金融は何となく悪いイメージが根強いですよね。

しかし大手の消費者金融は実はメガバンクの子会社として提携していることが多いのです。

「銀行は銀行で、カードローンを行っているのになんで消費者金融と提携しているの?」

うんうん。

たしかにその疑問は浮かびますよね。

なぜ消費者金融と提携しているかと言うと、互いの利害が一致しているからです。

銀行は住宅ローンや事業融資にも注力してきましたが、さらなる収益を得るためにも個人への無担保ローンカードローンをもっと伸ばしていきたいと考えています。

また消費者金融は個人に対するカードローンや無担保ローンのノウハウは持っていますが、サラ金のイメージを払拭できません。

消費者金融にとってはイメージアップ資金面のメリットがあり、メガバンクにとっては小口融資やカードローンの囲い込みといった互いの得手不得手を補い合えるのです。

このような理由から、消費者金融とメガバンクは互いになくてはならない存在なのです。

ちなみにプロミスの親会社はSMBCグループですが、アコムは三菱UFJフィナンシャルグループ、レイクALSAは新生銀行グループです。

独立系の大手消費者金融と言えば現在はアイフルのみです。

まとめ

プロミスは長い歴史の中で、社名変更や吸収合併、業務提携を行うことで業界内でも確固たる地位を築いてきました。

しかし、何度社名が変わってもお客さまに対して「信頼されるパートナー」として「約束」を守るという理念は変わりません。

スマホアプリの導入やシステムの発展により昔に比べ、消費者金融の存在が身近に感じられるようになりました。

しかし、プロミスも顧客も「約束」を果たすことで信頼関係が結ばれていることを常に忘れてはいけません。

プロミスを利用するときには、事前にシミュレーションをして返済できる範囲で借入を行い、返済の「約束」を守れるようにしてください。

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