「マイナンバーカードって、いったい何に使うの?」
「コロナの特別定額給付金申請のときにはじめて役に立った」
マイナンバーカードって、いまいち使いどころが分からないなんて人も多いかもしれませんね。
通知カードは持っているけど、発行していない人もいるのではないでしょうか。
マイナンバーカードは、個人番号が記載された顔写真付きのICチップ付きカードです。
自治体のサービスやe-Tax等のオンライン申請だけでなく、本人確認の身分証明書として提示できるので、管理さえきちんとすれば発行して損はありません。
総務省はマイナンバーの普及を主な目的に、2020年9月から決済サービスと提携したマイナポイント事業を行います。
マイナポイントはマイナンバーカードを使って申請すれば、キャッシュレス決済の利用額に応じたポイントを受け取れるお得な事業です。
今回はマイナンバーカードで申請できるマイナポイントについて、予約の注意点を踏まえて紹介します。
「プロミス」
error 初めての方は30日間無利息(メールアドレス登録・Web明細利用の場合)
※新規契約の融資上限は、本審査により決定
融資限度額 | 実質年率 | 審査時間 |
---|---|---|
1万円~500万円まで | 4.5%~17.8% | 最短3分*1 (回答時間) |
※申込み時間や審査によって希望に添えない場合があります。
マイナポイント事業は最高5,000円分のポイント還元が受けられる
マイナポイント事業は、決済サービスのチャージや決済額に応じて最高5,000円分のポイントが付与される制度です。
2020年7月から申し込み受付が始まっており、2020年9月から2021年3月末までの決済サービスの利用額を対象にマイナポイントがもらえます。
希望する決済サービス利用額の25%、上限は5,000円分のポイントが還元してもらえるなんて、国の事業としては大盤振る舞いですよね。
総務省はマイナポイント事業で、マイナンバーカードの普及やキャッシュレス決済の基盤構築、消費の活性化を狙っています。
マイナンバーカードとキャッシュレス決済サービスを用意して事前予約すれば、赤ちゃんから年配の人までマイナポイントを貰えるんですよ。
しかし、マイナポイント事業には少し気を付けておきたいポイントがあるんです。
マイナンバーカードの発行やマイナポイントの申請前に、注意点を確認しておきましょう。
マイナポイントの4つの注意点を紹介
マイナポイントの申請には、いくつかの注意点があります。
- 予算上限に達すると締め切られる可能性アリ
- マイナンバーカードは必須ですぐに発行されない
- 1枚のマイナンバーカードにつき1つの決済しか登録できない
- 企業独自のポイント上乗せが無い決済サービスもある
「マイナンバーカードさえ持ってれば、マイナポイントに勝手にエントリーされるんじゃないの?」
「マイナンバーカードを登録すれば、全員がポイントをもらえるんでしょ?」
そうそう、マイナンバーカードを発行して登録すれば、もれなくポイントが貰えると思っている人は多いようです。
わたしも事業開始の2020年9月までに事前予約すれば、必ずポイントを受け取れるなんてラッキーと思っていましたが間違いなんですね。
つぎは、マイナポイント申請の注意点4つをそれぞれ詳しく紹介します。
1.ポイント還元は予算上限に達すると締め切られる可能性アリ
マイナポイントを受け取れるのは、先着順で事業予算の範囲内の人数だけです。
申請がギリギリになると、もしかしたらポイント還元が受け取れないかもしれません。
マイナポイントの公式サイトにも予約者が予算の上限に達した場合は、予約を締め切る可能性があると記載されています。
事業の予算のうち約2,000億円が還元ポイントの原資であるため、それを上回った人数分は対象からもれてしまうのです。
単純計算で一人5,000円分のポイントを還元されることを考えると、4,000万人しかポイント還元が受けられない計算になります。
4,000万人が多いかの判断はこれからの申請数にもよりますが、油断してギリギリにマイナンバーカードの発行やマイナポイントを予約するのはオススメしません。
まだ還元してほしい決済サービスを決めかねている場合でも、マイナポイントの予約だけでもしておくと安心ですね。
ポイント対象の決済サービスは2020年7月17日に締め切られて全て出そろうので、事前に予約をしておけばゆっくり選ぶことが出来ますよ。
2.マイナンバーカードの所持が必須
マイナポイント申請はマイナンバーカードを持っていることが必須ですが、発行には1ヶ月程度の期間が必要です。
コロナ特別定額給付金の申請にマイナンバーカードが利用できたことも影響して、発行希望者が増えたことで行政窓口も混み合いました。
マイナンバーカードは申請分の発行を順次行っていますが、受け取るまでには意外と時間が必要なのです。
また、この発行までに1ヶ月というのはほとんど最短期間で、必要書類や顔写真など申請内容に不備があった場合はさらに時間がかかります。
さらに、マイナンバーカードは住民票がある自治体か居所情報登録をした自治体の窓口でしか受け取れません。
自治体から郵便物が届くので、中に入っているはがきに記載がある窓口に向かいましょう。
窓口の受付時間内に、受け取った郵便物や個人番号通知カード、保険証といった本人確認書類を持っていくことを忘れないでくださいね。
個人番号通知カードを紛失した場合は、紛失届の記入が必要です。
また、インターネットには他人の顔写真でもマイナンバーカードが作れるという情報もありますが、本人が受け取る場合は確認が行われます。
そもそも、他人の顔写真でマイナンバーカードを作ることにメリットは無いので止めましょう。
3.紐づけは1枚のマイナンバーカードにつき1つの決済だけ
マイナポイントの紐づけは、1枚のマイナンバーカードにつき1つのキャッシュレス決済だけです。
一度きめた決済サービスで申請すると、変更やキャンセルは一切できません。
また、申込画面でマイキーIDの失効を選ぶと、予約と申込の権利そのものを失ってマイナポイントの申請自体が出来なくなります。
申請画面の選択や入力は、落ち着いて慎重に行いましょう。
4人家族でも申請すれば、各4つの決済サービスに最高5,000円分のポイントが貯まります。
未成年者のマイナポイント予約は法定代理人のキャッシュレス決済サービスを申込できますが、この場合も紐付けは1枚のマイナンバーカードにつき1つのキャッシュレス決済だけです。
また、まとめて3人分のマイナポイントを1つの決済サービスにまとめたり、還元されたポイントを家族で分けたりすることは出来ないので気を付けてくださいね。
4.独自ポイント上乗せが無い決済サービスもある
マイナポイントは最高5,000円分のポイント還元の他に、決済サービスを提供する会社によっては、企業ポイントの上乗せがあります。
しかし、使っている決済サービスによっては、サービスポイントが貰えない会社があるので注意しましょう。
2020年7月17日時点では、例として楽天カードやオリコのクレジットカードは、企業独自の上乗せポイントがありません。
一方で、二次元コード決済のゆうちょpayはアプリダウンロードと口座登録後に、マイナポイントの申請をすれば最大2,000円分のポイントが受け取れます。
また、イオンが提供する電子マネーのWAONは、特典としてチャージ額の10%で上限2,000円分のポイントが還元されますよ。
自分がすでに持っているからと言って、決済サービスをすぐに登録せずによく吟味してから予約してください。
これから新規登録すれば、さらにお得にポイントが受け取れるキャッシュレス決済もあるんです。
では、注意点を確認したところで、次はマイナポイントの申請方法をわかりやすく紹介します。
マイナポイントの申請方法を紹介
マイナポイントの予約と申し込みに必要なものは、以下の3つです。
- マイナンバーカード
- マイナンバーカードに設定した4ケタの暗証番号
- 希望の決済サービスで発行済のIDとセキュリティコード
この3つを用意してから、マイナポイントの予約をしましょう。
今回は、スマートフォンアプリから申し込む方法を紹介します。
対象機種のスマートフォンやパソコンとICカードリーダーを持っていない人は、コンビニのマルチコピー機やATM、携帯ショップから手続きができますよ。
マイナンバーカードを持って、セブンイレブンやローソン、ドコモやソフトバンクの店舗に向かいましょう。
マイナンバーカードでマイキーIDを作成する
マイナポイント予約は、マイキーIDの作成から始めます。
スマートフォンにマイナポイント専用アプリをダウンロードしてください。
iPhoneはAppストア、AndoroidならGoogleplayからダウンロードできますが、対応機種は決まっています。
アプリ起動後は予約画面に進み、画面の指示通りにマイナンバーカードのICチップをスマートフォンにくっ付けて読み取りましょう。
確認されたら、受け取るときにマイナンバーカードに設定した4ケタの暗証番号を入力してください。
ここで3回間続けて間違うとロックが掛かり、自治体の窓口へ行って暗証番号を再設定しなくてはなりません。
マイキーIDが発行され、マイナポイントの予約は完了です。
IDとはいっても、自分で英数字を組み合わせて設定する必要が無いのは嬉しいですね。
すでにポイント還元してもらいたい決済サービスが決まっている人は、選択画面に進みましょう。
マイナポイントの申し込みをする
マイナポイントの予約だけでは、お得なポイント還元が受けられません。
決済サービス選択画面で、ポイント還元を希望する決済方法を検索して選んでください。
利用規約確認後に、申込情報の入力に進みます。
希望する決済サービスで発行したIDと、セキュリティコード、自分の電話番号の下4ケタを入力してください。
確認後に申し込みをし、マイナンバーカードの暗証番号4ケタを入力しましょう。
最後に申し込み状況を確認して、マイナポイントの申請完了です。
まとめ
マイナポイント事業は予算上限があり、早めに締め切られる可能性があります。
マイナンバーカードは必須ですがすぐに発行されず、1枚のマイナンバーカードにつき1つの決済しか登録できないことにも注意してください。
また、企業独自のポイント上乗せが無い決済サービスに気を付けましょう。
事前に下調べをしてから申込み、マイナポイントをお得に受け取ってくださいね。 error 365日24時間申込OK!最短3分の即日融資も可能♪ *1 申込み時間や審査によって希望に添えない場合があります。「プロミス」フリーキャッシング
error初めての利用で30日間無利息(メールアドレス登録・Web明細利用の場合)
※新規契約の融資上限は、本審査により決定融資限度額 実質年率 審査時間 1万円~500万円まで 4.5%~17.8% 最短3分(回答)*1 返済方式 遅延利率 担保・保証人 残高スライド元利
定額返済方式実質年率20.0% 不要