「60歳を超えたら急に自動車任意保険料が高くなった!」
「任意保険に入りたいけど、高くて年金から払えないよ!」
こんな声を耳にしたことはありませんか?
実際、高齢になるほど自動車任意保険料は高くなる傾向にあります。
以前は、若い人ほど保険料が高く、年齢が上がるにつれ安くなっていくのが一般的でしたが、最近はその流れが変わってきています。
ここでは、高齢者の自動車任意保険料が高くなる理由や、任意保険料を少しでも安く抑えるコツについて紹介していきます。
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高齢者の自動車任意保険は高額になる
高齢者が自動車任意保険に加入する場合、保険料が高額になることが多いです。
しかし、「任意保険料は若い人ほど高額になる」というイメージがありますよね。
実際に、若いうちは運転に不慣れなこともあり事故率が高く、保険金の支払いが多くなるため任意保険料が高額になっています。
そして、年齢が上がるにつれ事故率も低下するため、保険料も割り引かれていきます。
ではなぜ、高齢者の任意保険料が高額になってきているのでしょうか、詳しく確認していきましょう。
高齢ドライバーの事故率が増加している
高齢者の任意保険料が高額になってきている理由には、高齢ドライバーの増加にともなう事故率の高さがあります。
一般的に、高齢者は長年運転していることもあり、等級が高い人が多いです。
等級が高いほど事故率も低いと判断され、任意保険料を安くすることができています。
しかし最近は高齢ドライバーの増加により、高齢者の事故率が高くなってきています。
事故率が高くなると保険金の支払いが追い付かず、保険会社が赤字となってしまいます。
そのため、十分な保険金を確保するために、60歳以上の高齢者の任意保険料が高く設定されるようになったのです。
中には、「等級が変わらないのに高齢になるほど任意保険料が高くなる」と疑問に思っている人もいるでしょう。
それには、高齢者の事故率が大きく関係しているのです。
高齢者を取り巻く運転事情
ここで、最近の高齢者を取り巻く運転事情について見ていきましょう。
特徴としては、「高齢者の運転免許保有者の増加」、「死亡事故率の増加」などが挙げられます。
高齢者の運転免許保有者が増加している
高齢者が年々増加しているということは、運転免許を保有している高齢者も増加しているということになります。
もちろん、運転免許証を返納するという選択をした人もいますが、内閣府の調べによると、保有者数は年々増加しています。
参考:75歳以上の運転免許保有者数の推移/内閣府
https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/
75歳以上の死亡事故率は75歳未満の約2倍
75歳以上のドライバーの死亡事故件数は、75歳未満のドライバーの死亡事故件数の約2倍にもなっていることも、内閣府の調べてわかっています。
死亡事故率が大きくなってしまうのには、次のような理由が考えられます。
- 視力低下により、状況判断が適切にできなくなっている
- 反射神経が衰えて、とっさの行動ができない
- 運転が自分本位になりがちで、交通状況を客観視できない
参考:年齢層別免許人口10万人当たり死亡事故件数
https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/
高齢者は自動車任意保険に未加入なケースが多い
ここまで紹介してきたように、高齢になるほど自動車任意保険料が高くなっていきます。
そのため高齢者によっては、自動車任意保険に加入せず自賠責保険だけで対応する人が多くなっています。
自動車任意保険に加入しない理由
自動車任意保険に加入しない具体的な理由を見てみましょう。
- 任意保険料が高くなってもう払えない
- 近所しか乗らないから入らなくてもいい
- 年金から任意保険料を捻出するのが困難 など
やはり任意保険料が払えないという事情のある人が多いと言えます。
自動車任意保険の未加入の危険性
自動車任意保険に加入しなければ、その分高額な保険料を負担せずに済みますが、補償の面で不安が残ります。
というのも、自賠責保険の補償対象は対人だけで、対物の補償がありません。
そのため、物損事故を起こしてしまった場合、その補償は自分で負担しなくてはなりません。
また、事故の相手も無保険車だった場合、補償が不十分で自費で修理費を賄わなければならない可能性もあります。
このように、任意保険料を支払わなくていい代わりに、「安心」が得られなくなってしまう危険性があります。
高齢者の自動車任意保険料を安くする4つのコツ
高い自動車任意保険料は少しでも安く抑えたいですよね。
高齢者の自動車任意保険料を安くするコツを4つ紹介しますので、自動車保険任意保険証を手元においてしっかりと確認してみてください。
- 「運転者限定特約」を付ける
- 特約を見直す
- 1年間の走行距離をチェックする
- 一括見積りを依頼する
1.「運転者限定特約」を付ける
「運転者限定特約」とは、補償する対象者を限定する特約のことを言います。
たとえば、家族の中で運転をする人が自分だけだという場合は、「本人限定」とすることで、任意保険料を抑えることができます。
一般的に、限定される範囲は以下のように設定されています。
- 本人限定:本人のみ
- 本人・配偶者限定:本人、配偶者
- 家族限定:本人、配偶者、同居の親族、別居の未婚の子はい
- 限定なし:誰が運転してもOK
※保険会社によって異なることがあります。
任意保険料は、本人限定が最も安く、限定なしが最も高くなります。
そのため、補償される人をできるだけ制限することで、任意保険料を安くすることができます。
2.特約を見直す
自動車任意保険は、基本となる補償に様々な特約を付けることができます。
特約を付けておけば、いざというときに十分な補償を得ることができますが、その分任意保険料が高額になるというデメリットがあります。
安心を手にれるために加入する自動車任意保険ですが、保険料の支払いが困難になり生活に支障が出るのは好ましくありません。
一度自動車任意保険証書を見直して、ムダな特約が付いていないか確認してみましょう。
1年間の走行距離をチェックする
自動車任意保険によっては、1年間の走行距離によって保険料が変わる商品があります。
契約更新のときに、前年の走行距離をもとに任意保険料を決めたり、新規契約のときに、1年間に乗る距離の目安をもとに任意保険料を決めたりします。
1年間に乗る距離が短いほど、事故に遭うリスクも低いと考えられ、任意保険料が安くなります。
一般的に、高齢になるほど近場だけを運転する人が増えると考えられますので、走行距離にも注意してみてください。
4.一括見積りを依頼する
自動車任意保険の内容は、理解するのが難しいところもありますし、どこの商品が自分にあっていて、なおかつ任意保険料が安く済むのか判断するのは大変ですよね。
そのような場合は、「一括見積りサービス」を利用してみるのもひとつの方法です。
自分で各保険会社に一社一社見積もりを依頼することもできますが、手間がかかって面倒ですよね。
一括見積りなら、一度情報を入力するだけで各保険会社の見積もりを見ることができるので、簡単なうえにわかりやすいです。
特に、任意保険料が高額になることが予想される人は、少しでも抑えるために積極的に利用してみることをおすすめします。
まとめ
高齢になると、自動車任意保険は「高くて払えない」「近くしか運転しないから」といった理由で未加入になるケースが少なくありません。
しかし、75歳以上の死亡事故は75歳未満の2倍にもなるという調査結果もあるように、事故に備えた補償をしっかりと考えなくてはなりません。
ムダな特約は外したり、一括見積りで安い商品を選んだりして、必要最低限の補償はついている自動車任意保険に加入することをおすすめします。 error 365日24時間申込OK!最短3分の即日融資も可能♪ *1 申込み時間や審査によって希望に添えない場合があります。「プロミス」フリーキャッシング
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