光熱費が値上がりしてから、電気代の請求金額に驚いたりもう少し節約しないといけないと思ったり…これから先も続く光熱費の支払いを少しでも負担を軽くできないかと考えている人もいるでしょう。今回はキッチンで光熱費を抑えたい人のために、おすすめする調理器具と節約法を紹介しますのでぜひ参考にしてください。
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家計を助ける調理器具
食材を調理するときは電気やガスを使うことがほとんどだと思います。キッチンで光熱費を抑えたいというときは、まずは電気とガスの使用量を抑えることが重要で、調理器具を変えるだけでグンと下げられることも確かです。
ここでは、光熱費を抑えられる調理器具をご紹介します。
圧力鍋
光熱費を抑える調理器具といえば「圧力鍋」を思い浮かべる人も多いでしょう。煮込み時間を短縮できるのでガス代や電気代の節約になります。圧力をかけることで、お肉や魚の骨もホロホロと柔らかく仕上げられます。
保温鍋
保温鍋は煮込み料理など火にかける時間を短くして、その後も調理してくれるのでとても節約に向いた調理器具です。
ただし、汁が煮詰まることがないので汁気を飛ばすときはガスや電気で煮詰める必要があります。
IH卓上ヒーター
IH卓上ヒーターが節約できる点というと、カセットコンロと比較すると熱の逃げる割合が低く熱効率が高いことです。卓上で鍋をするときなど長時間使うときに向いていますが、火力はそれほどあるわけではないので、強い火力が必要なときはカセットボンベを使う方がいいかもしれません。
電気無水鍋
無水鍋は水を使わずに調理するものですが、ホーローやステンレス、アルミといった熱伝導率の高い素材で作られていることが多いです。そのため、火にかける時間を短くできるので光熱費の節約効果が期待できます。
深型スチーマー
電子レンジで調理するために作られたスチーマーは、深型のものであれば煮込み料理も電子レンジひとつで作れます。電子レンジは素材そのものを温めるのですぐに火が通りやすく、電気代も少なく済みます。
中華鍋
中華鍋の形は底が広くしっかりと火にあたるので、熱効率もよく火の通りにムラがありません。また保温性も高く料理が冷めにくい特徴もあります。
電気フライヤー
ガスで揚げるよりも電気で揚げる方が安く済みます。また、ノンフライヤーの場合は熱風で調理するので油で揚げるよりも少し時間はかかりますが、電気のみで仕上げられます。プロパンガスを使用している家庭では、電気の方が安いので電気フライヤーはおすすめといえましょう。
土鍋
土鍋はご飯を炊くために使われるイメージがありますが、鍋や煮込みうどん等にも使われます。炊飯器でご飯を炊く場合、1回あたり4円ほどで土鍋の場合は5円と節約からはみ出てしまいます。しかし、ご飯の保温性が高く、土鍋自体の費用も炊飯器よりも安いのでトータルではあまり変わりません。
ご飯を炊く以外のときには、保温性が高い性質を利用した料理を作ると光熱費の節約につながります。
電気ケトル
すぐにお湯が沸かせるといわれている電気ケトル。コンロでお湯を沸かすよりも早く、ガスや電気代の節約になります。忙しい朝には重宝しますね。
これをすると光熱費を抑えられる!すぐに始められる節約技を紹介
調理器具ひとつを熱効率の高いものへと変えることで、光熱費を抑えることはできます。しかし、調理器具だけではなく自分たちの普段の行動を変えるだけでも大きな節約となります。光熱費を抑えるために、どのようなことに気をつければいいのかみていきましょう。
炊飯器の保温時間を短くする
ご飯を炊飯器で炊いた後は、家族がバラバラの時間帯で食事をとるといった場合には保温することもあるでしょう。この保温している時間が実は電気を意外と消耗しているのです。電気代節約を考えるなら、食べ終わった後のご飯の保温はすぐに切り冷凍保存するといいかもしれません。
下ごしらえは電子レンジで調理する
電子レンジで野菜を柔らかくしておくと、その後の調理にかかる時間が短くて済みます。特に根菜類は火が通るまでに時間がかかるので特におすすめです。ただし、電子レンジで下ごしらえをするときに、水分の少ないものや少量の場合は加熱しすぎると思わぬ事故につながるので注意が必要です。
給湯温度を低めに設定する
調理に直接は関係しませんが、給湯機の温度を低めに設定することでガス代を節約できます。冬場はお湯が冷たくなるのでおすすめはしませんが、夏場は設定温度を意識するように心がけるといいでしょう。
落し蓋や鍋の蓋を上手に活用する
お湯を沸かすときに蓋をすることで熱効率が上がり蓋をしないときよりも早くお湯が温まります。また、落し蓋をすることで鍋のなかで対流がおき、水分も熱も逃げにくくなります。素材に味が染みこみやすくなるほかに、水分と熱が逃げて後で足し水をしなくてもいいです。足し水をするとどうしても火にかける時間が増えてしまいますので効率が悪くなります。
鍋よりもフライパンの方が熱効率が高い
鍋とフライパンでは、フライパンの方が高さがないのでお湯を沸かす量が少なく済みます。沸かすお湯の量が少ないほどガスや電気代を節約できますし、パスタや麺類ならフライパンの中にすっぽりと収まるので、光熱費の節約のためにも調理のしやすさの面でもおすすめです。
電気の安い時間帯に調理する
よく電気の安い時間帯に家事を済ませる人がいると聞きますが、こちらは夜間に電気代が安くなるプランに変更する必要があります。電気代の安くなる時間帯とは電力会社によって異なりますが深夜から早朝にかけて安くなることが多いです。
ただし、夜間に電気代が安くても昼間の電気料金が高いケースもあるので注意しなければなりません。あまりにも自分の生活スタイルからかけ離れたようなことはしなくてもいいですが、もし電気代の安い時間帯に家事ができるようなら試してみるといいでしょう。
光熱費節約メニュー3選
光熱費を抑える方法をいくつか紹介してきました。ここからは、具体的な節約方法として節約メニューの作り方を紹介します。
オニオングラタンスープ
オニオングラタンスープは、玉ねぎをあめ色にしたコクのあるスープです。しかし、玉ねぎをあめ色に炒めるには20〜30分かかり、ガス代や電気代が気になります。そこで、スライスした玉ねぎをあらかじめ電子レンジで温めて、時間短縮させるのです。
★材料(2人分)
- 玉ねぎ・・2個
- 固形スープの素・・1個
- ローリエ・・1枚
- バケット・・2枚
- 溶けるチーズ・・適宜
★作り方
- 玉ねぎをスライスし、電子レンジに6分かける
- 鍋に油をひき、玉ねぎをあめ色になるまで炒める
- 玉ねぎがあめ色になったら、水と固形スープの素、ローリエを入れ火にかける
- 10分ほど煮込み、器に入れてバケットとチーズを乗せる
- オーブンやオーブントースターで温め、お好みでパセリを散らして完成
鮭のレンジホイル焼き
アルミホイルで鮭のホイル焼きを作ることが多いかもしれませんが、クッキングシートに包むことで電子レンジで調理できます。
★材料(2人分)
- 鮭・・2切れ
- 玉ねぎ・・半分
- キャベツ・・2枚
- しめじ・・1/4株
- 塩コショウ・・適宜
- 味噌・・大さじ1
- マヨネーズ・・大さじ1
★作り方
- 玉ねぎをスライスし、キャベツを短冊切りにする
- クッキングシートに玉ねぎとキャベツ、しめじを敷き、その上に鮭を置く
- 軽く塩コショウをする
- 味噌とマヨネーズを合わせたものをかける
- ホイル焼きの要領で包んだら、電子レンジで2~3分加熱する
フライパンでパエリア
熱効率の高いフライパンなら、パエリア鍋と同じように手軽にパエリアを作ることができます。
★材料(2人分)
- 米・・1カップ
- 玉ねぎ・・1/2個
- トマト・・1個
- ピーマン・・1個
- あさり・・1パック
- 鶏肉・・1枚
- サフラン・・15本
- 塩・・適宜
- レモン・・1個
★作り方
- 小鍋に水とサフランを入れサフランの色が出たら火を止める
- フライパンにオリーブオイルをひき、鶏肉を軽く焼く
- 鶏肉を取り出し、玉ねぎ炒める
- 玉ねぎがしんなりしたら米と野菜、サフラン湯、塩を入れる
- 鶏肉を戻し、フライパン全体にあさりを散らす
- 水分がなくなるまで煮詰める
- 水分が飛んだら、アルミホイルで5分蒸らす
- レモンを飾って出来上がり
光熱費が払えなくて困っているときはプロミスを検討するのもアリ
ここ最近は光熱費が上がり、請求書を見て支払えるのか慌てることもあるかもしれません。もし、光熱費が負担となり生活費に困ったときは、一時的に消費者金融のプロミスを利用するのもひとつの方法です。
プロミスには無利息期間サービスがある
光熱費が足りないという金額はそれほど大きくはないかもしれません。ほんの少し足りなくて、来月にはしっかりと払える予定がある人は、プロミスの無利息期間サービスを利用すると利息を抑えられます。
仮に30,000円を借りるとしたら、金利17.8%の場合で30日間の借り入れでは返済額が、30,438円です。つまり利息は438円かかるということです。
無利息期間サービスを適用される場合は、期日までに返済できれば借入額の30,000円のみの返済となります。
3万円借りた場合のシミュレーション
30,000円を借入れした場合、返済回数によるシミュレーションをしてみました。(金利17.8%で計算)借入れを検討していて、返済回数をどれくらいにしようか迷っている人は参考にしてください。
返済回数 | 返済金額 |
---|---|
1回 | 30,438円 |
2回 | 15,334円 |
3回 | 10,298円 |
4回 | 7,780円 |
5回 | 6,269円 |
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まとめ
光熱費の値上がりで、節約を余儀なくしている人も多いと思います。特に毎日料理をする人にとっては、ガスと電気をどうやって節約すればいいのか考えているでしょう。初期投資はかかりますが、思い切って熱効率のいい調理器具に変えてみたり、調理方法などを変えてみたりすると、ガス代や電気代の節約となる場合があるので、自分のできそうな取り組みがあればぜひ実践してみてください。