韓国でスマホの5G端末が安い理由とは?日本のスマホはなぜ高いのか

今や当然のようにスマホを使う時代となりましたが、スマホ端末の値段は性能とともに年々上がっています。

中には10万円以上するスマホもあり「とても買えない!」と購入を断念する人もいるのでは?

しかし、韓国ではスマホ端末、特に注目の5G端末がとても安く売られているとか。

今回は、韓国のスマホ事情と、日本のスマホ端末が高い理由について紹介していきたいと思います。

韓国ではスマホの5G端末が安く買える?

日本でもようやく2020年の春から導入が始まった5Gサービス。

実は韓国では2019年の4月から5Gサービスが開始されています。

日本で買える5G端末は10万円近くするようですが、韓国ではかなり安く買える場合もあるとか。

韓国の5G端末はなぜ安く買えるのか、韓国のスマホ事情について紹介していきます。

韓国では日本に先駆けて5Gサービスが開始

日本でも注目されている5Gサービスですが、先にも紹介したように、韓国では日本に先立ち、2019年4月からサービスを開始しています。

2020年1月には5G加入者が680万人とも言われていて、急速に5G加入者が増え続けているという現状です。

日本では2020年の8月時点でNTTドコモの5G加入者は24万人程度であり、au、ソフトバンクにいたっては契約者数の公表もできないような状況となっているようです。

この数字を見れば、圧倒的に韓国の5G普及率が高いことが分かりますね。

ただし、韓国では5Gサービスに対して「つながらない」「遅い」などといった苦情も多く見られ、韓国の5Gサービスがまだまだ安定していないことがうかがえます。

韓国の各キャリアにて5G端末販売競争に

日本のドコモ、auといったキャリア会社と同様に、韓国ではSKテレコム、KT、LGユープラスの3キャリアがあります。

3キャリアとも2019年4月より3Gサービス商用サービスをスタートし、その後は5G端末の販売合戦となりました。

韓国ではもともと、回線契約を伴う端末販売時の値引きをすることは原則禁止でしたが、5Gの契約に限ってはその規制も緩和して販売しているようです。

そのため、かつて日本でも行われていた「実質0円」などのキャンペーンも行われ、5Gの契約者を優遇するプランも増えました。

韓国では4G端末も日本より安く買えることも

韓国のスマホはサムソンのGalaxy端末などが有名ですが、Galaxy端末など韓国製のスマホであれば、日本より少し安く購入できる場合もあるようです。

また、日本未発売のGalaxy端末も売られているので、日本では買えない安いモデルも購入することができます。

Galaxy端末をいつも使っているという人は、韓国旅行ついでにお店をのぞいてみてもいいかもしれませんね。

【豆知識】そもそも5Gってなに?

5Gってなんなの?意味が分からん」という人が日本ではまだまだ多いのではないかと思われますので、5Gについて簡単に解説しておきます。

5Gとは「第5世代移動通信システム(5th Generation)」の略です。

今主に使用されている通信システムは4Gですので、単純にその次の世代だという意味になりますね。

5Gサービスが開始されるととにかく「高速・大容量」の通信が可能になり、また「低遅延」も売りとされているので、ゲームのオンライン対戦などもサクサクとプレイすることができます。

また「多数接続」もできるようになるので、家にある家電製品や白物家電なんかもすべて接続して、自動でコーヒーをいれてくれる、自動でカーテンがあく、なんていうことも可能に。

将来的には遠隔で医療を受けられるなど、色々な場面で活用することも考えられているそうですよ。

日本のスマホ端末は高い?その理由とは?

日本はスマホの端末代金がやたら高いと言われていますが、なぜ高いのかというと、日本では端末の割引に規制がかかっているためです。

日本ではなぜ大幅な端末の割引ができないのか、詳しく見ていきましょう。

端末実質0円キャンペーンは2016年に禁止

日本ではかつて、大手キャリア会社が「端末実質0円キャンペーン」を行っていたのを覚えている人も多いのではないでしょうか。

当時は、機種変更をすれば新機種が0円で契約できるといったかなりお得なキャンペーンをどこのお店でも行っていました。

しかしこの「実質0円」キャンペーンは2016年から政府より禁止され、今ではこのようなキャンペーンを見かけることはなくなりました。

現在日本では「携帯端末本体の値引き上限は2万円まで」という規制があり、少し古い機種でも2万円以上の値引きができない状況となっています。

当時の携帯は今ほど高価ではなかったものの、今の端末は5万円以上するものが多く、特に5G端末は10万円近くするようです。

端末の値段が上がっている上にほとんど割引がないため、日本での5G契約者数はなかなか伸びていないのが現状のようです。

端末割引がない上に通信料金も高い

日本ではスマホ端末の値段を安くしてもらえない上に、通信料金も世界からみると高い水準だと言われています。

総務省が2020年6月に発表したデータによると、携帯の通信料金はデータ容量2GB、5GB利用時の料金はアメリカ、韓国に次ぐ高さ、データ容量月20GBの時は、もっとも高いと言われているアメリカを抜く通信料の高さとなっています。

(引用)総務省「電気通信サービスに係る内外価格差調査・令和元年度調査結果」

上記のグラフを見ると、イギリス、フランスなどヨーロッパ圏と比較すると倍以上の高さとなっていることが分かりますね。

その分日本の通信品質は諸外国よりも高いと言われていますが、利用者にとっては通信料の負担がどうしてもかかってしまうのが日本の現状のようです。

菅内閣でスマホ料金は下がるのか?

2020年9月16日に発足した菅内閣ですが、菅総理は以前から、日本の携帯料金は高いと提唱し続けていました。

2018年には「4割値下げできる余地がある」とも自ら発言をしているため、菅内閣が誕生すれば携帯料金の値下げも期待できるかもしれません。

また、日本の5G端末の契約者が一向に伸びないこともあり、今後は5G契約者の獲得のためにも新たな動きがあるかもしれませんね。

まとめ

韓国では5G端末がかなり安く買えることもあり、5G契約者が急増しています。

日本ではスマホ端末の割引が規制されている上に、通信料金も諸外国よりも高いため、高級な5G端末の売れ行きも悪いようです。

菅内閣の誕生で日本でも携帯料金や端末料金にどのような変化が起きるのか、今後の動きに注目していきましょう。